2021年08月
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★は初登場の虫

 

08月31日

自宅と裏山で出会った虫達

 クロモンフトメイガ★

 モクメヤガ

 クロアナバチ

 シオカラトンボ

 

08月28日

クルマバッタモドキ

 

08月27日

クロセセリ

 

08月26日

クワガタ大作戦8

 シラホシハナムグリ

 ルリタテハ

 オオスズメバチ

 ヒラタクワガタ

 

08月25日

オオトモエ

 

08月23日

クワガタ大作戦7

 カブトムシ

 コガタスズメバチ

 クワガタ

 

08月20日

自然の摂理

 キイロスズメバチ

 オオヒラタシデムシ

 アリ

 

08月17日

近所にいた虫達

 ベッコウハゴロモ

 シロモンノメイガ

 

08月15日

雨上がりに出会った虫達

 クツワムシ

 ミドリグンバイウンカ

 ヒゲナガサシガメ

 

08月10日

キイロスズメ

 

08月08日

モンスズメバチ

 

08月06日

キノカワガ

 

08月04日

セミ

 アブラゼミ

 クマゼミ

 

08月03日

裏山で出会った甲虫達

 アカコブコブゾウムシ

 カブトムシ

 コクワガタ

 

08月02日

裏山で出会った虫達

 ノコギリクワガタ

 ゴマダラチョウ

 ヒグラシ

 ヒラタクワガタ

 

08月01日

長崎で出会った虫達

 コクワガタ

 ボクトウガ

 ヒメコガネ

 ウスバキトンボ

 

過去の散策記
2007年4月以後
2006年12月以前

 

 

 

 

 

2021年08月04日 セミ

 

 夕方の愛犬散歩時、裏山の桜の木にいたアブラゼミとクマゼミ。

Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

 

 中国・荘子の言葉に「朝菌不知晦朔、蟪蛄不知春秋」とある。

 (チョウキンはカイサクをシらず、ケイコはシュンジュウをシらず)

 

「朝菌」とは朝生えて夕方には枯れる短命なキノコのことで、それゆえに晦日(みそか)も朔日(ついたち)も知らない。「蟪蛄」とはセミのことで、夏に地表に現れ、夏の終わりに死んでゆくセミは、春や秋のことを知らない。つまり自分の知らない広大な世界のことは理解できないことを例えた言葉だ。

 

 科学が進歩し、様々な情報が得やすくなった現代、ややもすれば私達は「大抵のことは知っている」と思い上がりがちではなかろうか。「自分は分かっている」という自惚れから、他者への配慮が欠け、自然・環境破壊や、自己満足的な偏った保護活動が生じるのかもしれない。

 

 人知を超えた大いなる世界を謙虚に受け入れること、ドイツの哲学者シュライエルマッハーが言うところの「宇宙の直感と感情」は、そこなんじゃないかなと思っている。 セミから随分と大袈裟な話になってしまったが・・・。