2020年09月19日 野山で出会った虫達
朝、裏庭の掃除をしていると、キラリと光るものがあった。あの金緑色の輝きは! と近づいてみると、やはりタマムシだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
残念ながら頭部のない死骸だった。落ちていた場所はエノキの近く。もしかするとこの夏やってきたものかもしれない。エノキやケヤキなどを好むタマムシだが、わが家のエノキでは見たことがなかったので、来夏は注意深く観察してみよう。
せっかくだから、翅を接写してみた。その美しさにはため息が出るばかりだし、自然の造形美に改めて畏敬の念を抱く。
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今日は事務仕事しかなかったので、午後ふらりと近場の公園に歩きに行った。
少し歩いたところで、葉っぱに透けたチョウの影が見えた。
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この形はイシガケチョウかな? と思いつつ近づくと、ヒラリと飛び立ち近くの葉にとまった。
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イシガケチョウには夏型と秋型があるらしく、夏型のオスはこんな風に翅の模様が黒くなるそうだが、今日出会ったものは秋型なんだろう、別種のごとく黄色っぽい。
溜め池のそばの植物の葉がボロボロになっている。犯人は大発生している黒いイモムシ。
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ハムシの幼虫かな? と思いながら見ていると、何匹か成虫と思われる虫の姿があった。これはカミナリハムシの仲間だろう。
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カミナリハムシにも何種かあるが、私には見分けがつかず、カミナリハムシの一種ということまでしか分からない。
その近くのアカメガシワの葉に小さなテントウムシを見つけた。これはモンクチビルテントウだ。
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このテントウムシ、隊長が3㎜弱と小さいうえに、休みなしに動き回っていたので、まともな写真を撮ることができなかった。結局お尻の方からの写真がそこそこ写っていたので掲載することにしたが、顔が気になる方は、2年前に自宅庭で撮ったこちらをどうぞ。