2009年10月
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★は初登場の虫

 

10月28日

ハラビロカマキリ

 

10月24日

ナガサキアゲハ

 

10月23日

公園で出会った虫達

 アサギマダラ

 マイコアカネ

 ノシメトンボ

 

10月14日

庭で出会った虫達

 ヒメクロホウジャク★

 チョウセンカマキリ

 

10月13日

ヤサアリグモ

 

10月12日

イモ畑で出会った虫達

 イトカメムシ★

 ゴマフウンカ★

 

10月10日

エサキモンキツノカメムシ

 

10月06日

庭にいた虫

 ユミガタマダラウワバ★

 ヒメカマキリ

 

10月05日

畑で出会った虫

 ウリキンウワバ

 ナカジロシタバ★

 ウマオイ

 

10月03日

PAで出会った虫

 イシダシャチホコ★

 モンウスギヌカギバ

 ウスギヌカギバ

 

10月01日

寄生されたスズメガ

 コスズメ

 セスジスズメ

 

過去の散策記
2007年4月以後
2006年12月以前

 

 

 

 

 

2009年10月28日 ハラビロカマキリ

 PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm

 

 

 昨日の夕方、庭の木でハラビロカマキリが産卵しているのを見つけた。3年前の同じ日に、初めてハラビロカマキリの産卵を見て以来、2度目となる。

 前回は三脚を使用したが、今回は内蔵ストロボとディフーザーを使っての手持ち撮影だ。大事な産卵中に、側でピカピカ光らせたので、カマキリは迷惑そうにこっちを睨んでいるようだったが、産卵をやめる気配はない。

 前回と同じく、産みたての卵鞘(らんしょう)は、不自然なくらいに青い。ネットで検索してみると、他のカマキリの産卵の様子を見ることができるが、こんな青い卵鞘は、ハラビロカマキリだけのようだ。何故青いのか気になったので、少し調べてみたけど結局分からなかった。

 

 その卵鞘だが、腹の先から出しているところをアップで撮ってみた。粘性のあるドロドロした液体に、細かな空気の粒が混ざっているような感じだ。空気が混ざることによって、発砲スチロールのような断熱効果があるそうだ。

 卵鞘の奥の方には、黄色くて細長い卵が、既に幾つか産み付けられている。こうやって少しずつ産んでは、卵鞘を出すという作業を繰り返しているのだろうか?

 

 翌朝(今朝)見に行くと、母カマキリはまだ同じ場所で、同じ体勢のままだった。ただし卵鞘の色は、ご覧のようにくすんだ緑色になっていた。

 ハラビロカマキリの青い卵鞘が見られるのは、どうやら産卵中もしくは産卵直後だけのようだ。久しぶりに貴重な体験をすることができた。