2009年10月05日 畑で出会った虫
PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm
今日も蛾の登場だ。畑で大繁殖しているカボチャの葉に、毒々しい色形の幼虫がいた。
薄黄色の体には、黒い紋や突起が多数あり、突起の先端には毛が生えている。
これはウリキンウワバの幼虫だ。個体によっては、体の色が白っぽかったり、突起も白かったりするそうだが、黄色と黒の警戒色が格好イイ。
側のサツマイモ畑には、灰青色の体に黄色のスジがあるイモムシがいた。これはナカジロシタバという蛾の幼虫のようだ。
面白いのはその頭。体もそうなのだが、黒い斑点がびっしり。虫撮りを始めるまでは「イモムシ=気持ち悪い」という意識を、少なからず持っていた私だが、最近ではその多様性や、造形美に惹かれっぱなしだ。
カボチャの葉には、バッタやコオロギの姿も見られる。中でも目を引いたのは、このウマオイ。
「スィーッチョン」と鳴くことで知られるウマオイは、たいてい黄緑色をしている。しかしこのウマオイは、右の翅は黄緑色だが、左の翅は褐色だ(2匹写っているのは、同じウマオイを別角度から撮ったものを合成しています)。
だからというわけではなかろうが、近寄ったカナヘビもそっぽを向いているように見えるのが面白い。