2009年10月01日 寄生されたスズメガ
PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm
車庫の裏に大繁殖しているヤブカラシ。ヤブカラシといえばスズメガの幼虫、ということは先月書いた。
朝の一服時に、スズメガの幼虫の成長ぶりを確認するのが、私の日課となっているのだが、ここ3、4日動かないコスズメの幼虫がいた。
不思議に思っていたところ、体のあちこちに黒い斑点が現れたのが今朝。そして午後にはご覧のように、背中にマユのようなものが乗っている。
おそらくこれは寄生バチのものだと思われる。
同じようなものが、セスジスズメの幼虫の背中にもあった。彼(彼女?)も最近動かなくなっていた。
よく見ると、マユの下あたりに、皮膚が食い破られたような穴が開いている。そこからハチの幼虫が出てきたのかどうかは分からないが、何とも痛々しい姿だ。
スズメガの幼虫は、生きながらにして、その体内を寄生バチの幼虫に食べられる。ある程度まではスズメガが成長できるように、神経やら何やらを避けて食べるそうだ。惨いようだが、そうやって自然界はバランスを保っているのだろう。
新型ウィルスだ何だと、一極集中型で必要以上に恐怖を煽って、騒ぎまくっているのは人間くらいのものだろう。
しかもそれは、テストのためのお勉強が得意だった頭の良い方々の自己顕示、あるいは拝金主義の無責任極まるメディア関係によるところが大きいように感じられる。もっと優先的に取り組むべき、社会の根本的な問題があるにもかかわらずにだ。