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2007年6月19日 山形の虫達
K10D+PENTAX smc D FA Macro 100mm IXY DIGITAL 900 is
山形県の2日目は、午前中の移動時間に山形市西側の山道を通ってみた。「玉虫沼」という沼があったので、名前に惹かれて立ち寄ってみると、釣り人達でいっぱいだ。湖畔を1周できる遊歩道があったので、歩いてみた。
整備された湖とはいえ、さすがは山の中、わずかな時間で9種の虫達と初めて出会った。左上から右へ、最初に出会ったのはアカヘリサシガメ。似たような種にアカシマサシガメやクビアカサシガメなどがいるが、色形ともに違う。小川沿いのクローバーに、ガガンボを捕まえたサナエトンボがいたが、種名は?。葉上で交尾しているのはシリアゲムシの1種だが、種名が分からない。プライヤシリアゲのような、そうでもないような・・・。小さなオトシブミはセアカヒメオトシブミのようでもあるが、ヒメクロオトシブミの赤翅型の可能性も高い。どっちだろう? 青紫の翅を開いたり閉じたりしていたのはヒメシジミ。遊歩道脇のアザミの花にいたのはムネアカクロハナカミキリ。その遊歩道に舞い降りてきたコムラサキは、翅の付け根付近の紫色の光沢が美しい。駐車場のトイレの中にいたクギヌキハサミムシ(メス)も初めて見る種だ。そして駐車場脇の木の葉を食べていたのは、ヨツボシナガツツハムシ。この手のハムシとしては、かなり巨大な種だ。
東北に来てからこっち、散策記初登場の虫が40種近くになった。前も書いたが「所変われば」はもちろんだけど、なにより自然が豊かなんだろうね。
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