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2007年6月17日 松島の虫達
K10D+PENTAX smc D FA Macro 100mm IXY DIGITAL 900 is
今日は盛岡から、宮城県石巻市へ。けっこう距離があるので、どこにも寄るまいか、とも思ったが、夕方には山形市へ行かねばならない。せっかくここまで来たのなら、松島を一目見ておかないと・・・。
ということで、早起きして東北道を下った。道中のPAの草むらに、小さなカメムシが群れている。何カメムシだかサッパリ分からないが、ネットで調べてみたところフタスジカスミカメというのに似ているような気がする。う〜ん分からん。
大和ICで降りて、いざ松島へ。しかし今日も時間が限られている。あちこち見て回る余裕などない。そこで松島全体を見渡せる「四大観」のひとつ「大高森 壮観」に登ってみることにした。標高100mくらいの小高い丘なれど、登山道の後半は息が切れて「ゼェゼェ」言いながら、ようやく頂上に着いた。
「松島や ああ松島や 松島や」
芭蕉の句と言われることもあるが、それは間違い。実際は江戸時代後期の狂歌師・田原坊がその原形を作ったらしい。ともかくも絶景であることに変わりはない。しかも日曜日だというのに、頂上には私1人だ。このままずっと眺めていたい・・・が、10分が限界だ。連日お決まりの「後ろ髪引かれる思い」で、駐車場まで駆け降り、車を走らせた。ただし、来る時気になっていた遊歩道のある湿地に、5分だけ車を停めて降りてみると、交尾中のカノコガに出会った。そして今、山形のホテルで更新作業をしている。明日は天童市だ。いつまで続く?「みちのく一人旅」。
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