2017年05月13日 裏山で出会った虫達
雨上がりの早朝散歩、朝日の当たる新緑の上に、褐色の綺麗なアブがいた。ベッコウハナアブというアブで、10年ぶりの掲載となる。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough
自宅庭のカイドウの木にルリカミキリが大発生、といえば大げさだけど、20匹くらいが確認できた。
鮮やかな橙色の体に、金属光沢のある瑠璃色の翅がとても美しい。頭部を見ると、小ぶりな黒い複眼が愛嬌がある。
右の画像は飛び立つ瞬間を4Kフォトで撮ったものだ。翅の下の腹の背面も橙色なのが分かる。もし翅がなかったら、全身が橙色というちょっと異様な姿だろうな。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
夕方の散歩時、裏山の葉っぱにカシルリオトシブミの夫婦がいた。メスの背面に乗ったオスは、大きな前脚でメスをつかんで交尾している。その体勢のままメスはセッセと葉っぱを巻いていく。「オスも手伝えばイイのに」とも思ったが、彼らなりの役割分担があるのだろう。
Panasonic LUMIX GH3 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
裏山には既に樹液が出ているクヌギがあった。そこにいたのはコガタスズメバチ。「小型」といっても決して小さいわけではなく、「オオスズメバチと比べれば若干小型である」ということで、キイロスズメバチよりは大きい。
スズメバチの周囲には、樹液場の常連であるヨツボシケシキスイとヨツボシオオキスイもいた。
Panasonic LUMIX GH3 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8