2017年05月05日 公園で出会った虫達
仕事が終わった午後、天気が良かったので愛犬を連れて山手にある公園に行った。
雑木林に囲まれたこの公園は新緑でいっぱいだ。多数のハムシに会うことができた。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
左上)ドウガネツヤハムシ 右上)キイロナガツツハムシ
左下)カタビロトゲハムシ 右下)ムシクソハムシ
ドウガネツヤハムシは初掲載。カタビロトゲハムシは11年ぶりの掲載だ。
伸び始めたヌルデの茎が、途中からポキンと折れてしんなりと垂れ下がっていた。おそらくホオジロアシナガゾウムシの仕業だろう。注意深く探してみると、ちょうど茎に穴を空けているところを見つけた。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ホオジロアシナガゾウムシの掲載は、実に14年ぶりだ。
マユミの枝に茶色の蛾がとまっていた。ムラサキシャチホコだ。枯葉に擬態した蛾で、7年前に灯火トラップで初撮影した蛾だ。この画像だとあまり枯葉っぽくないけど7年前のものだとそれっぽい。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
林沿の遊歩道を歩いていると、樹液の匂いがプ〜ンとしてきた。側のタブノキが怪しい。近づいてみると幹から樹液が出ていてヨツボシケシキスイが数匹いた。「新緑」「ため池」そして「樹液の匂い」、私の虫撮り魂を刺激する三大要素だ。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
帰宅後の夕方、裏庭のサンザシの花を見にいった。かつてはコアオハナムグリの大群や、ベニカミキリなどで賑わっていた我が家のサンザシも閑散としている。畑を更地にした影響があるのかな。サンザシでの虫撮りは5年前以降掲載できていなかった。
今日見かけたのはカタモンコガネとアオスジアゲハのみだった。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough
そのサンザシの近くをスーッと飛ぶトンボがいた。追いかけてみるとヤマサナエだった。自宅周辺に多いサナエトンボだ。たいてい横からの撮影になるので、今日は慎重に近づいて、そ〜っとカメラを持った右手を伸ばして正面から撮ってみた。トンボは望遠レンズで撮ることが多くなったが、こうして至近距離まで近づいて撮るのも緊張感があって楽しい。コンデジのみで撮っていた頃はいつもこうだったなぁ。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough