2010年07月18日 熊本で出会った虫たち
PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm
夏休み前の3連休、珍しく休みがとれたので、家族で熊本県に来ている。せっかく熊本に来るんだからと、事前にネットで検索してみると、熊本市内の公園に「トンボ池」なるものがあるそうだ。ということで、今日の午前中は熊本市立田山公園を訪れた。
池の側に車を着けて降りてみると、なるほど水生植物が豊かな、トンボの集まりそうな池だ。水面には無数のチョウトンボが飛び交っている。チョウトンボがこれだけ集まっている池は初めてだ。しかし目当てはチョウトンボではない。以前地元で一度だけ撮影したことのあるアオビタイトンボと、リュウキュウベニイトトンボ。
アオビタイトンボはすぐに見つけることができたが、リュウキュウベニイトトンボは見つからない。普通のベニイトトンボはいくらでもいたのだが・・・まぁ、そんな簡単に思い通りになると面白くもないからね、などと強がってみるが残念だ。
他にもキイトトンボ、クロイトトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ギンヤンマ、そして右の写真のウチワヤンマやショウジョウトンボなどがいた。ショウジョウトンボの写真は湖面に反射した光で逆光だったのでストロボを使用したところ、背景がパステルカラーの面白い写真となった。これが偶然でなく計算して写せるようになると、撮影がもっと楽しくなるんだろうな。
オマケとして池のほとりの林にいた蛾も載せておく。これはオオシマカラスヨトウだと思う。その後阿蘇ファームランドで友人家族と合流し、炎天下たっぷりと汗をかいた後、宿泊先である阿蘇のペンションに向かった。ペンションの手前で道端に何台か車が停まっている。南東の山の斜面に「こんなの見たことない!」と家族達が声をあげたほど美しい大きな虹が出ていた。