2010年07月18日 阿蘇で出会った虫たち
RICOH CX1
宿泊先で4家族が合流し、温泉に入った後 楽しい夕食を迎えた。着ていた黒いシャツが白い粉まみれになるほど、たっぷりと汗をかいた1日だったので、砂漠にしみこむ水のごとく、ビールが幾らでも入る。ビールも美味いが野菜がまた美味い。
夕食後、千鳥足でペンション周辺を歩いてみると、外灯の下に見慣れない甲虫がいた。ゴミムシダマシ・・・キノコゴミムシダマシの仲間かな?と思うが、ご覧のように頭から胸にかけて橙色の紋が入ったものは調べても見あたらない。ひょっとして外灯の光か何かが反射しているだけで、クロツヤキノコゴミムシダマシか何かなのかな?
そしてこの度のメインイベント、ペンションのオーナー案内による昆虫採集。子ども4人と我々オヤヂ4人で参加。南阿蘇のあちこちにある雑木林に連れて行ってもらった。
結果として、カブトムシやヒラタクワガタ、ノコギリクワガタなど10数匹捕れたが、撮影はしていない。何故ならストロボの光などに驚いて、逃げられでもしたら子ども達に責められてしまう。仕方なく樹液にいた初見の蛾を2匹撮って掲載する。左がノコメセダカヨトウ、右がムクゲコノハだ。ムクゲコノハの写真は、よく見ると右側の洞に大きなヒラタクワガタの姿が写っている。分かってはいたのだが、どうしても引っ張り出すことができなかった。
子ども達ももちろん楽しく過ごした「夜の虫採り」だが、それ以上に私達オヤヂ連中が興奮し、本気になっていた。夜の雑木林で「いたぞ!」「3匹、いや4匹!」「カブトだ!」「あの枝〜!」などと、野太い声で叫んでいた私達、周辺に民家がなくてよかった〜。