2010年07月15日 雨上がりに出会った虫たち
PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm
連日報道されている通り、ここ山口県では記録的な豪雨となり、各地で災害が発生した。
たまたま私の住んでいる地区は用水路が溢れる程度で済んだけれど、隣町は河川が氾濫して町が冠水し、大変なことになっている。昨年の豪雨の時も隣町は冠水した。それくらい自然の力が凄いということなのか、それとも一年間では対策を練ることができなかったのかは分からない。
昼過ぎに家の周囲を歩いてみると、庭の地面をアブラゼミの幼虫が歩いていた。既に今月初旬からアブラゼミの姿を見ていたが、これからが羽化の本番だ。でも、真っ昼間に地面を徘徊するとはこれ如何に。
庭木の葉っぱにいた、小さな半透明の黄緑色の虫。その姿形から おそらくヨコバイの幼虫だと思われる。何ヨコバイかまでは分からないが、面白いのはお尻の先。白く透き通った細長い毛のようなものが8本。
ハゴロモの幼虫なんかが、お尻の先に毛の束を生やして、飛び跳ねた際の着地時にパラシュートの役割をすることがあるが、ご覧のような8本の毛ではパラシュートとして機能しそうにない。う〜ん、何なんだろう?
「くまじろうの自作毛鉤図鑑」のくまじろう様より「ミドリグンバイウンカの幼虫」と教えていただきました。くまじろう様、いつも有り難うございます。
そしていつもの勝手口の網戸に、黒地に赤い部分を持つ虫がいた。「ホタルの仲間」ってのは分かったが、直ぐには種名が思い浮かばなかった。が、これはヘイケボタルじゃないか。自宅周辺の小川で見られるのはゲンジボタルが多いので、ヘイケボタルの存在を忘れていた。胸の赤い部分、アップで見るとちょっと不気味かな?