2010年07月05日 オオマドボタル
PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm
早朝、愛犬ハルの散歩から戻ってくると、庭のアジサイの葉に黒い虫が飛んできてとまった。一見してホタルの仲間だと分かるこの虫は、オオマドボタルという種だ。
ゲンジボタルやヘイケボタルほどの光量ではないが、オオマドボタルもちゃんと発光するそうだ。また、画像のものはオスで、メスは翅が退化して飛ぶことができず、その姿も幼虫のようなものらしい。残念ながら私は未だに見たことがない。
名前の由来は、胸部の先に透明な部分があり「窓」のように見えることから「マドボタル」ということらしい。以前から気になっていたのだが、その「窓」の裏側、つまり頭がある部分はどうなっているのか、別アングルから写真を撮ってみた。
すると、窓の下は複眼の位置になる。なるほど、大事な頭部を胸の板(前胸背板)で保護しつつ、上方への視認性を確保しているのだな、などと勝手な解釈をしてしまったが、真相はどうなんだろう。