2010年07月19日 阿蘇で出会った虫たち2
PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm
昨夜は興奮した娘が夜遅くまで起きていたので、私も寝るのが遅かった。朝食は8時ということなので、ゆっくり朝寝をとも思ったが、せっかくここまで来たんだからと、6時過ぎに起きて、1人で散策した。
昨夜ゴミムシダマシがいた外灯の側のクヌギに、大きなノコギリクワガタがた。これだから朝の散策はやめられない。地元山口県では、このように角(大アゴ)が湾曲したノコギリクワガタを「水牛」と呼んでいたが、今回一緒に過ごした九州の知人達も「水牛」と呼んでいた。
水牛に気をよくし、さらに草地を散策してみると、草むらで夜を過ごしたであろうジャノメチョウが、あちこちで羽ばたいている。
決して珍しいチョウではないが、地元ではこれだけ多くの個体が1ヶ所にいる光景は見たことがない。葉上にいた黒い甲虫は、おそらくクロハナボタルだろう。カメラを向けると驚いたのか、一応翅を開こうとするが、飛び立つことはなかった。まだ寝ぼけていたのかな。
ペンションに戻る道沿いの草葉のあちこちにコガネムシがいた。それぞれ微妙に色が違っていて、何コガネかよく分からない。写真のものは、パッと見では黒っぽいコガネムシに見えたのだが、角度によってはご覧のように、赤茶色と濃藍色の光沢があり、とても美しい。たぶんヒメコガネだろうと思うが、イマイチ自信がない。それにしても何て深みのある綺麗な藍色だろう。昨日の虹よりこっちの方が綺麗に感じてしまう私は、やはり変なのだろうか。