2018年10月02日 地籍調査で出会った虫達
地籍調査2日目、昨日よりは距離的には短く7キロくらいを歩いたが、昨日以上に荒れた山で、しかも土地名義人も30年ぶりだとかで、境界がはっきりせず、延々と薮を切り開きながら堂々巡りを繰り返すという大変な1日だった。
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棚田の形跡が残る山間部の浴(エキと読み、谷地形を表す山口県の方言)の最深部まで行くと、そこには溜め池の跡があった。江戸時代に切り拓いて作ったものだろう。先人達の苦労を今日も思い知らされた。
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鉈釜やチェーンソーで繁みを進んでいると、ハチがブワーッと飛び出してきた。慌てて皆が退散し、事なきを得た。写真では分かりにくい、っていうかほとんど分からないと思うが、中央の繁みの奥にコガタスズメバチの巣が見える。大型だが比較的温厚なスズメバチなので誰も刺されなかったが、これがオオスズメバチやキイロスズメバチのような攻撃型のハチだったら危ないところだった。
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田んぼの畦を歩いての帰り道、実った稲穂にハラビロカマキリとオオカマキリを確認。
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山側の繁みにはマツムシのメスと、交尾中のオオホシカメムシの姿もあった。
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地籍調査は2週間後にもう一度ある。体力的にはキツいけど、山の中を歩くのは楽しい。虫撮りもできるしね。