2010年05月11日 坂出で出会った虫たち
RICOH CX1
今日は午後から坂出市で仕事だ。午前中にどこかで虫撮りを! と思ってホテルを出てみたが、昨日からの雨がまだ上がっていない。でも四国滞在は後5日、霧雨の中 五色台という半島を目指して車を走らせた。
道路沿いに車を停めて、ガードレール越しに繁みをのぞいてみると、イタドリの葉にカシルリオトシブミが4匹いた。体長3ミリほどの小さなオトシブミだが、金色の胸部と、濃い瑠璃色の翅がとても美しい。
別の葉には、頭と胸が黒く、背中が赤茶色のハムシがいた。ありがちな色彩ではあるが、何ハムシか分からない。写真を撮っていると、ピョンッと跳ねて、どこかへいってしまった。この跳ね方はノミハムシの仲間だ。ネットで検索してみたところ、キバネマルノミハムシという種のようだ。
頭上の葉を見上げてみると、黄色い蛾の姿があった。ドクガの仲間だというのは直ぐに分かったが、地元でよく見るチャドクガとは少し雰囲気が違う。これも調べてみると、ゴマフリドクガという種類のようである。
他にもサシガメの仲間やナガメ、ナミテントウなども見ることができた。明日も午前は時間がとれるし、雨は降らないようなので、空海ゆかりの「まんのう池」にでも行ってみよう。