2010年05月06日 畑で出会った虫たち2
PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm
例年なら満開となり、コアオハナムグリやベニカミキリの大群で賑わっているはずのサンザシが閑散としている。開花が遅れているうえに、今日は雨模様だったためだろうか。
ポツポツと咲いている花にヒラタハナムグリの姿はあったが、コアオハナムグリは1匹もいない。なにやら不気味でさえある。
サンザシの近くにあるヒメリンゴの木に、見慣れない模様をしたテントウムシがいた。「新種発見!」ではなく、これは昨日も掲載したナミテントウだ。胸の部分の白黒模様は同じだが、翅の模様が全く違う。私も初めて見る模様だ。昨日の橙色地に多数の黒点模様のものと比べると、とても同一種とは思えない。
比較的 虫の少ない今年の我が家ではあるが、大量発生している虫もいた。庭の花壇に定着しているキクの葉に、キクスイカミキリが群れている。茎の先端が萎れて垂れ下がっているのは こいつの仕業だ。キクを育てておられる方にとっては頭痛の種であろう。
今後のサンザシの様子が気になるが、これから四国に出張せねばならない。「虫撮り散策記 四国編」うまく時間がとれるとイイなぁ。