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2008年10月
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★は初登場の虫

10月30日
ハラビロカマキリ

10月24日
オオスカシバの幼虫

10月19日
阿知須で出会った虫達
 フタモンアシナガバチ
 キトンボ★
 アカタテハ
 ウラナミシジミ

10月17日
センチコガネ

10月15日
クロコノマチョウ

10月12日
オオスカシバ

10月08日
阿知須のトンボ達
 マイコアカネ
 ノシメトンボ
 ギンヤンマ

10月07日
アオイトトンボ

10月06日
カネタタキ

10月03日
ワタヘリクロノメイガ★

過去の散策記
2007年4月以後
2006年12月以前

2008年10月06日 カネタタキ
 K20D+PENTAX smc D FA Macro 100mm

 朝、玄関に干していた娘のカサに、カネタタキ がいた。「チッ チッ チッ」と奇麗な声で鳴く、この小さな虫の姿は、人目に付きにくいようだ。

 「みのむし,いとあはれなり,鬼の生みたりければ親に似て・・・《中略》・・・・“ちちよちちよ”とはかなげに鳴く いみじうあはれなり。」清少納言『枕草子』より

 ミノムシ(ミノガ)が蛾の姿になるのはオスだけで、メスはイモムシ姿のまま蓑の中で一生を終える。親の姿(蛾の姿)に似ないので「鬼の子」と呼ばれ、「父よ 父よ」(「乳よ」説あり)と鳴く様子が「あはれ」ということらしい。
 しかし ミノムシ は鳴かない! 「チチヨ チチヨ」という鳴声の正体は、多分この カネタタキ だろうと言われている。ケラの鳴声がミミズの鳴声と言われていたり、コノハズクの鳴声がブッポウソウと間違われていたようなものだろう。

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