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2007年7月20日 ナガサキアゲハ
K10D+PENTAX smc D FA Macro 100mm
買い物から帰って、車庫入れする途中、後部座席にいた娘が「カラスアゲハがいる!」と叫んだ。車から降りてみると、大きな黒いチョウが足下のサンショウにとまっていた。動く車の中からよく見つけたものだ。しかも「カラスアゲハ」という名前が出てくるあたり、虫バカなこの親にして この子あり、といったところか。
残念ながらこれはカラスアゲハではなく、ナガサキアゲハだが、たしかにカラスアゲハと勘違いするくらい翅が青い(翅の裏側付け根に赤い紋があった)。これほど青いナガサキアゲハは初めて見る。それにしても翅がボロボロだ。おそらくクモの巣に引っかかって、なんとか抜け出したのだろう。目一杯近づいてもピクリともしない。力尽きて動けないのかと思いきや、娘が触ろうとした途端、サァーッと飛び立った。こんな状態で飛べるとは。人間の作る機械では、制御不能で墜落するだろうに、さすがは昆虫である。
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