2021年10月04日 裏山で出会った虫達
今日も8月下旬なみの気候となり、日中は30度の真夏日だった。北日本では10月の観測史上最高気温を更新した所が何カ所もあったようだ。
早朝散歩時はまぁまぁ涼しいが、それでも歩けば汗ばむ。いつもの道路高架下まで来たところで、驚きの光景を目にした(大袈裟かな?)。なんとトゲナナフシの集団がいたのだ。写っているのは4匹。少し離れた所に2匹の計6匹が集まっていた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
昨年初めて出会ったばかりのトゲナナフシ。そういえば同じ道路高架下だった。ここは20年以上ほぼ毎日見てきた場所だ。先日は自宅でも確認できたし、何故頻繁に見るようになったのだろうか?
夕方散歩時は裏山のアスファルト道路の上にいたエンマコオロギに出会った。ツルンとした光沢のある頭部に、黒い大きな複眼が可愛い。
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道端の草にバッタの死骸が付着していた。これまで何度か紹介してきたエントモファガ・グリリという菌に操られて、このような状態になるそうだ。菌類恐るべし!
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昨日の大型ヒラタクワガタがどうしても気になるので、再びクヌギを覗いてみたが、隙間の奥の洞に潜り込まれて取り出すことができなかった。枝には昨日のノコギリクワガタが、僅かににじみ出る樹液を舐めていた。今日も「最も遅い時期に見つけたノコギリクワガタ」の記録更新だ。
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散歩から戻ってみると、車庫の柱にオオカマキリのメスがいた。
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彼女の身に何があったのか分からないが、翅がボロボロになっている。お腹が大きいので、産卵場所を探しているのだろうか。