2021年04月26日 自宅周辺で出会った虫達5
早朝愛犬散歩時に「トンボが死んでる」と妻が言う。見れば大きなトンボが地面に落ちていた。拾い上げてみると微かに脚を動かす。まだ辛うじて生きているようだが、間もなく命終を迎えることだろう。これはクロスジギンヤンマのメスだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クロスジギンヤンマと言えば、6年前に自宅の貯水槽で13匹が羽化していたのを思い出す。その時は成虫としての新しい命の始まりに、今日は成虫としての命の終わりに接した。自分は今どの辺りを生きているのだろうか。常に命終は背中合わせではあるけれども。
クロスジギンヤンマの羽化を掲載した時、アサヒナカワトンボも掲載している。今日もたまたま自宅の庭にいた。
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近づいても逃げないので、せっかくだからと顔のアップを1枚。
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この春はとにかく開花が例年よりも早い。庭のサンザシが既に満開になっている。が、虫の姿がほとんどない。かつては百匹を超えるハナムグリや、カミキリムシで賑わっていたのが嘘のようだ。
頭上の高い位置にようやくコアオハナムグリを1匹確認することができた。何故このサンザシに虫が来なくなったんだろう?。
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サンザシの近くにあるヒメリンゴの葉に、2匹のハチが絡まっていた。トックリバチだ。
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背中に紋がないところをみると、おそらくムモントックリバチではないかと思う。交尾をしているようにも見えないし、何をやっているんだろうか?
夕方愛犬散歩では、道端のタンポポの花にスカシヒメヘリカメムシを見つけた。とても小さなカメムシだけど綺麗な色をしている。
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