2021年04月08日 公園で出会った虫達
仕事で外出したついでに、企業団地の一画にある公園に寄ってみた。この公園を訪れるのは10数年ぶりだ。この公園には大きな藤棚があり、産卵に訪れたルリシジミが多数飛び回っていた。
藤の幹を見ると、小さな虫があっちにもこっちにも。交尾しているものも多い。これはウスモンカレキゾウムシという散策記初登場の虫だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
以前もどこかの藤棚で見た記憶があるが、その時はうまく撮ることができなかったように思う。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
数十本ある藤を見て回ると、ウスモンカレキゾウムシ以上に多かったのがヨコヅナサシガメの幼虫。至る所で群れていて、おそらく藤棚全体で数百匹はいるだろう。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
藤棚の近くに、少し変わった雰囲気の木があった。葉を見ると桜のそれだが、満開状態の花が緑色だ。これは御衣黄桜(ギョイコウザクラ)という桜で、江戸時代中期から見られる日本原産の栽培品種らしい。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
花には写真のコマルハナバチや、クマバチが集まっていた。
遊歩道の繁みを抜けると大きな溜め池がある。藤棚の周辺もそうだったが、溜め池の周りにもトンボが多数いた。撮影しようと近づくが、なかなかジッとしていてくれない。
ようやくツツジの葉にとまったタベサナエを撮ることができた。複眼が白いので、羽化後そう時間が経っていないのだろう。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
こちらはシオヤトンボ。岩の上にとまったところを、ソッと近づいて撮ったものだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
トンボの前方にはカナヘビがいる。着地したのがカナヘビの背後だったからよかった。こっちを向いていたら食べられたんじゃないかな。