2019年07月17日 クワガタ大作戦
予定通り、オッサン連合クワガタ大作戦を実行した。ドライバーのA氏が我が家に午前4時に迎えに来て、途中K氏を乗せ、長門市のAⅡ氏宅に5時到着。しかし、あと一人T氏が来ない。早く現地入りしなければ、鳥や他のハンターに先を越されるのに・・・。結局T氏と合流したのは6時前。さぁ出発だ。
目的地までは車で20分。その途中にクヌギ林が見えたので、車を停めて降りてみると、20本くらいあるクヌギの全てに、樹液を出させるために付けられた傷があった。木のためには良くないんだけどなぁ。
でも樹液はたくさん出ていてカナブンだらけ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
クワガタの姿はほとんどない。いたのはコクワガタくらい。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
そして目的地に到着したのが7時前。ここはクヌギの木が広範囲にわたって100本くらいはあるだろうか。早速ノコギリクワガタの雌雄を見つけた。オスはとても小さかったけど、別の木を蹴ると大型で大アゴが湾曲した地元で「スイギュウ」と呼ばれるものもいた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
さらにミヤマクワガタの雌雄も発見。って言うか、ここはとにかくミヤマクワガタだらけだ。8時くらいまでにミヤマクワガタだけで20匹はいただろうか。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
8時過ぎからは、移動しながらクヌギ林があれば、何度か車を停めてみた。今回の1番の目当てはバケヒラ(体長70㎜以上のヒラタクワガタ)ということだが、そもそもヒラタクワガタが少ない。
小さいものを数匹見つけ、ようやく50㎜くらいの中型を見つけたのがせいぜいだった。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
さらに移動して見つけたクワガタのメス。コクワガタだとばかり思っていたが、帰宅後モニタで確認したところ、スジクワガタのようだ。13年前にオスを撮って以来だ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
道に迷いかけて見つけた、墓地に隣接する雑木林。クヌギよりもカシワの木が多く、そのカシワの木からは樹液が溢れまくっている。多数のカナブンやクワガタとともに、カブトムシも数匹いた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
またまた目に付いた、林道奥のクヌギ林。ここも樹液がよく出ていて、カナブンやミヤマクワガタ、そしてスズメバチが多かった。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
4匹写っているスズメバチ。上の3匹はオオスズメバチだろう。特に一番上は体が二回りくらい大きいので女王バチではないかと思う。一番下のものは腹の先が黒いのでヒメスズメバチだろう。
右上に移っているアブは、いつものウシアブだろうと思っていたが、複眼の雰囲気からシロフアブではないかと思う。とすれば散策記初登場だ。
今日は皆が仕事を調整して臨んだクワガタ大作戦。見つけたクワガタは合計で60匹くらいだろうか。
下の写真は朝の2時間で捕まえたものを、写真に撮るために1箇所にまとめたものだ。クワガタ達にはこの上なく迷惑なことだったろう、ごめんなさい。
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ともかくも、これだけ多数のクワガタに接したのは18年ぶりだ。今回のシメに、18年前の場所にも行ってみたが、木はあるものの樹液が全く出てなく、カナブンさえいなかった。盛者必衰の理を実感するとともに、再び樹液が出る条件って何だろう?と考えさせられた。
さらに、後で山に返すという約束をして、参加者AⅡ氏が30匹くらいクワガタを持って帰った。小学生の息子さんを驚かせるためだ。しかし、友達とゲームをしていた息子さん、一端外に出てきてクワガタを見て、ほぼ無反応に近い状態でゲームをしに屋内に戻って行った。AⅡ氏も私達もがっかりだ。大人の価値観を子供に押しつけてはいけない。でも何ともやるせない思いになった。