2019年06月29日 あちこちで出会った虫達
各地に大雨注意報が出され、ここ山口県もようやく本格的な梅雨を実感させられる雨続きだ。
今日の日中は雨がやんでいて、庭の朝鮮薊を見てみるとアオハナムグリの姿があった。4日前と同じ個体だろうか。あらためてじっくり観察して気付いたが、このアオハナムグリは白い斑点がほとんどない。しかも金属光沢がとても強い。もしかして別種かな?とも思ったが、他に思い当たらないので、やはりアオハナムグリなんだろう。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
今日は時間にゆとりがあったので、時々訪れる山寺に紫陽花を見に行った。
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境内にはムクゲが多く、葉の上に蛾がとまっていた。月初に掲載したヒロオビトンボエダシャクだろうと思ったが、よく見ると腹部の模様の感じが違う。これはトンボエダシャクだ。おそらく散策記初登場のはずだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ムクゲといえばラミーカミキリ。先月も掲載しているが、顔の色が違うのが分かるだろうか。先月のものは顔が水色だが、今日のは顔に黒い紋がある。これは雌雄の違いで、顔に黒紋があるのがメス、ないのがオスだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
街に買い物に行った帰り道、少し遠回りしてクヌギの樹があるポイントに寄ってみた。
樹液にいたのはコクワガタ。そしてその側で巨大なトビズムカデがウロウロしていた。トビズムカデはコクワガタに近づいて接触していたが、コクワガタは意に介さない様子で、ひたすら樹液を舐めていた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
上の画像ではトビズムカデの大きさまでは伝わらないと思う。とにかく「えっ!?」と驚くくらい巨大だったのだ。トビズムカデは15㎝くらいまでのものが多いが、今日のはおそらく20㎝はあったと思う。下に全身が写った画像を置いておく。コクワガタが4㎝弱くらいだったので、トビズムカデの大きさが想像できると思う。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8