2019年06月24日 クワガタ探しで出会った蛾達
今日は以前から計画していた、友人とのクワガタ探しの日。50歳を過ぎたオッサン4人が朝5時に集まって、近隣の雑木林を歩き回った。
今年の山口県は梅雨入りが遅れていて、っていうか観測史上最も遅い記録が昭和42年の6月22日というから、既に記録更新している。6月というのに雨が少なく、雑木林に入ってもあの「ムワッ」とした空気感がない。
だからだろうか、クヌギ、コナラ、タブノキ、アラカシ等も樹液の出がイマイチのようだし、集まる昆虫も少ない。下の画像はシロテンハナムグリとカナブン。樹液の常連だけど、10時間くらい歩き回っても見かけたのは数匹だけだった。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
あぜ道の草にとまっていた綺麗な蛾はトビギンボシシャチホコ。複雑な模様入りの鳶色に、白(銀)色が印象的な綺麗な蛾だ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
林縁の木陰を優雅に飛んでいたハグロトンボと、枝先にとまったオオシオカラトンボ 。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
そして、これは完全にピンボケ写真になってしまったけど、初掲載の虫なので載せることにしたコヨツボシアトキリゴミムシ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
「クワガタ探しじゃなかったのか」と突っ込まれそうなので、一応報告しておくと、10時間近く探した結果は、極小のコクワガタ雄が1匹と、ヒラタクワガタの雌が1匹の、合計2匹。未だかつてこれほど見つからなかったことはない。気候のせいなのか、タイミングが悪かったのか、とにかく悔しい。
悔しいとはいえ、野山を歩き回り、汗をしっかりかいて、有意義な楽しい時間を過ごすことができたのは間違いない。1週間後に別メンバーと県北部に行く予定なので、次こそは!と期待している。