2016年05月05日 裏山で出会った虫達
最高気温が28度の夏日となった今日、夕方の愛犬散歩では多くの虫達に出会った。
まずはアサヒナカワトンボ。今年も4月上旬から見かけていたが、愛犬を連れているとなかなか近づくことができない。今日は頭上の葉っぱにとまったので、ソーッとカメラを近づけるが逃げない。
最初は逃げられないように用心して望遠で撮っていたが、徐々に近づけるとともに広角に切り替え、最終的には顔の前数センチまで寄って撮ることができた。トンボって時々こういうことがあるんだよね。
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林道を歩いていると、これまた頭上の葉にムシヒキアブがとまった。見れば何か獲物を捕まえている。雰囲気的にマガリケムシヒキかな?と思うが、特徴である後頭部の曲がった毛がよく確認できないので自信がない。
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ひらけた草原に出ると、翅のある大きなアリが3匹いた。大きさや時期から推察するとクロオオアリの新女王のようでもあるが、クロオオアリって脚が褐色だったけ?
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それよりもこのアリ、腹部がない。よく見ると他の2匹も同じように腹部がない。何で? と思って少し調べてみると、アリの結婚飛行(交尾活動)にトンボがやってきて、栄養価の高い腹部だけを食べることあるそうだ。ふ〜ん、そうなんだ。でもよく腹部がない状態で生きてるよね。そういえば11年前に出会ったスズメバチもこんな状態だったな。
今見直すとこれってオオスズメバチっぽくないような気がする。もしかしたらオオスズメバチのオスかな?
最後は初夏から晩夏にかけて極めて普通に見られるコイチャコガネ。あまりに普通だから散策記掲載は7年ぶりだ。
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