2016年05月23日 裏山で出会った虫達3
裏山墓地の一画に黄色い花が咲き乱れている。コスモスのような形をしたこの花は、オオキンケイギクという特定外来生物指定されている植物のようだ。
その花に、細身の黒い蛾がいた。よく見るような、見ないような蛾だ。調べてみるとタケノホソクロバという散策記初登場の蛾だった。
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足下の草むらにいたのはヤマサナエ。愛犬ハルが近づいても逃げなかったので、弱っているのかな?と思いながら、数枚撮った後に複眼の接写をしようと大胆に近づいたら、サーッと飛んで逃げられてしまった。
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カラムシの葉裏に黒い塊が見えたので覗いてみると、ヤマトシリアゲが3匹いた。蛾の蛹のようなものを食べている。
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ヤマトシリアゲのオスは、獲物をメスにプレゼントし、メスが食べている間に交尾をすることがあるそうだ。写真左側の2匹がまさにそれだ。
そこに割って入った右側のオス。しばらく獲物を食べた後、2匹にちょっかいを出して、カップルは離れてしまった。ムシもヒトもやってることはあまりかわらないのかもしれない。