2005.11.05 オオスズメバチ FZ30
デジカメを使い初めて6年、これまでは“オプションなど付けずに、コンパクトデジカメ単体で、気軽に虫撮り”にこだわってきた。 と言うと格好良さそうだが、ようするに単なる面倒臭がりなのだ。 しかし、35mm換算で光学420mmの望遠を持つFZ30を使用すると、あれこれと試したくなってしまった。 ということで、まずはクローズアップレンズ、KENKOの ACクローズアップレンズ No.2 と No.3 を購入してみた。 両方とも2,000円台と、比較的安価であり、FZ30 には直接取り付けられるので手軽だ。
午後から娘達とムカゴ採りに行き、虫撮りを忘れてムカゴ採りに熱中していると、足下でスズメバチが羽ばたいている。 ハチ恐怖症の私は、咄嗟に後に跳ね飛んだが、よく見ると様子がおかしい。 なんとこのスズメバチには腹の部分が無いのだ。 それでもしっかりと歩き、飛び立つことはできないが、力強く羽ばたいている。 体の構造上可能なのだろうが、なんとも凄まじい生命力だ。 しきりに動き回っていたが、時々疲れたように動きがとまる。 
すぐに車に戻って、クローズアップレンズ2枚重ねを装着したFZ30を持ってきて、正面から望遠側いっぱいで撮ってみた。 通常だと望遠側では2m弱までしか近寄れないが、さすがはクローズアップレンズ、かなりの至近距離まで近づくことができ、スズメバチの顔を画面いっぱいに撮ることができた。 薄暗い場所での望遠だったので、シャッター速度が遅かったが、手ブレ補正機構のおかげで、あまりブレることなく撮れた。 技術のない私だから、もちろんカメラまかせのフルオートだ。 
さてさて、どんな画像となったやらと、帰宅してMacで開いてみると、「うぉ〜!すげぇ迫力!」 知識も技術もなく、適当に撮っただけでこんな画像が得られるなんて・・・。 こりゃぁ病みつきになりそうだ。 興奮ついでに、トリミング等していない元画像をこちらに置いておきます。 画像は 3264×2448 で、3M近くあるのでご注意を。
ところで、これってオオスズメバチで合ってるのだろうか? 大アゴ上方の突起が小さいような気がするが、ひょっとしてオスなのかなぁ?
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