2014年09月14日 裏山で出遇った虫達
裏山の高架下に、地味な蛾がいた。クビグロクチバという蛾だが、名前の由来となっている、首周りの黒い部分がほとんど写っていなかった。
OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
先々月にカブトムシがいた裏山のクヌギは、まだ樹液が出ている。今日はヒメスズメバチとカナブンの姿があった。ヒメスズメバチは一見おっかないが、性格は大人しく、ご覧の通り特等席はカナブンが陣取っている。
OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
また、先々月ヒラタクワガタがいたクヌギの洞も、まだまだ樹液が出ていて、アリや小さな甲虫などが集まっていた。そこをモゾモゾと這い回る焦げ茶色のイモムシ。
これはボクトウガという蛾の幼虫で、クヌギ等の幹に穴を開けて樹液が出るようにし、そこに集まってくる虫を補食するという、とても変わった生態の蛾だ。未だ成虫は掲載していないので、散策記初登場の虫ということになる。
OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough