2013年05月
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★は初登場の虫

 

05月30日

自宅周辺の虫達

 スジアオゴミムシ

 カマキリの幼虫

 マメコガネ

 ギンシャチホコ

 コウスベリケンモン

 カシノシマメイガ

 

05月26日

イボタガ

 

05月24日

北九州で出遇った虫達

 クロスジギンヤンマ

 ホシベニカミキリ

 オオヨツボシゴミムシ

 ベニボタルの1種?

 タケトゲハムシ

 ツマジロシャチホコ

 

05月23日

広島で出遇った虫達

 ナミアゲハ

 ナナホシテントウ

 ヤマトシリアゲ

 トンボ?★?

 

05月17日

いろんな虫達

 ナミテントウ

 ホソアナアキゾウムシ★

 フタツメオオシロヒメシャク★

 ムカデ

 

05月15日

イモムシ

 イボタガ

 キバラモクメキリガ

 ヒメマダラエダシャク★

 

05月08日

阿知須で出遇った虫達

 ベッコウトンボ

 カメノコテントウ

 ヤナギハムシ

 クロヒラタヨコバイ

 

05月07日

初夏の虫達

 キボシルリハムシ

 オバボタル

 シロオビナカボソタマムシ

 ベニカミキリ

 ヒメクロトラカミキリ★

 サビイロヤガ★

 イモムシ2種

 

05月03日

アサヒナカワトンボ

 

05月02日

シバザクラ

 スジグロシロチョウ

 ジョウカイボン

 

05月01日

セグロアシナガバチ

 

過去の散策記
2007年4月以後
2006年12月以前

 

 

 

 

2013年05月23日 広島で出遇った虫達

 

 月曜日から今日まで、広島県の某島に出張していた。空き時間に散歩をすると、島の主要産業である柑橘類が満開で、花の香りに包まれての散歩だった。写真のナミアゲハの他、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハなどが飛んでいた。

Panasonic LUMIX GH3 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8

 足下の草の葉に、羽化後あまり時間が経ってないと思われるナナホシテントウがいた。頭に付いている赤いものは、蛹の時の殻か何かだろうか。

Panasonic LUMIX GH3 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8

 日陰の蜘蛛の巣に、ヤマトシリアゲがいた。ヤマトシリアゲは肉食で、獲物を捕まえたオスが、エサでメスを誘う。この写真には4匹のシリアゲが写っている。1匹は死骸だ。その死骸を食べるメス。そのメスと交尾をしているオス。さらにそこへやってきたオス。なかなか大変な状況だ。

Panasonic LUMIX GH3 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8

 島で知り合った男性が、私の虫好きを知って質問してこられた。以前撮ったという1枚の写真を見せながら、「これは近所にいるトンボですが、これは何トンボでしょうか?」と。

 「う〜ん、シオカラトンボじゃないですか?」と答えると、「そうですかぁ、でもインターネットで調べてみると、あのミヤジマトンボにそっくりなんですよね」と言われる。

 ミヤジマトンボ、国内では広島県宮島にしか生息していない、超一級の希少種だ。もちろん私は見たことないし、宮島に行かなければ見ることもないと思っているので、これまで関心が低かった。

 帰宅してトンボ関係の本で確認すると、写真のトンボはシオカラトンボよりも腹部が細いし、何よりシオカラトンボなら腹部の後部は黒いはずだ。もう一種よく似たトンボにハラボソトンボというのがいるが、これは白粉を吹かないし、生息地は九州以南だ。

 ってことは、これはミヤジマトンボの可能性が高い。宮島からここまでは数十kmなので、たまたまここまで迷って飛んできたのかもしれない。しかし、男性の話では島のある場所に定着しているようでもあった。

 もしもこれがミヤジマトンボで、この島に定着しているとしたならば、これは大発見だ。早速その男性に手紙を書いて、市役所等のしかるべき担当者に相談するように伝えた。密採集の心配があるので、とにかく慎重にとお願いした。