2013年05月15日 イモムシ
「見てみたいなぁ」と思っていた虫との出遇いは、虫好きにはこの上ない喜びだ。いつもの墓地へと続く散歩コースで、何気なく繁みに目をやると、そこに図鑑の中で見てきたイモムシの姿があった。白黒黄の派手な色彩に、長い触角のような不気味な黒い角が7本。この唯一無二のデザインは、イボタガの幼虫だ。
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毎年早春に出遇う巨大な蛾、イボタガ。自宅の周りでは毎年普通に見られる蛾なので、幼虫も見てみたかったのだが、これまで出遇うことはなかった。いや、出遇っていたのだろうが、こっちが気づいていなかったのだろう。注意してみれば、あそこにもここにも、ざっと6匹の幼虫を見つけることができた。
墓地に向かう舗装路の上を歩いていたのは、キバラモクメキリガの幼虫だ。これも冬から早春に見られる蛾だ。画像の左上に写っているのは愛犬ハルの脚だ。ハルはここ数日体調が悪いので少し心配だ。
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そしていつもの裏山墓地公衆便所。日中が連日30度近い夏日なので、集まる蛾の数も増えてきた。これはヒメマダラエダシャクという蛾で、散策記初登場となる。
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