2023年09月29日 フクラスズメ
裏山のカラムシの葉が、フクラスズメの幼虫に食い荒らされている。茎と葉脈の硬い部分だけ残して、骨組みだけになったようなカラムシは、毎年この時期に見られる光景だが、それでも同じ場所にまた繁ってくる。植物の生命力は凄い。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
カメラを近づけながら撮影している途中、別の葉っぱに手があたってしまった。すると振動が伝わったのか、フクラスズメは食べるのをやめて、頭をブンブン振り始めた。さらには近くにいたフクラスズメも同じような行動を始めた。
このようにフクラスズメの幼虫は、刺激を受けると上体を左右に振る習性がある。捕食者対策と思われるが、効果の程はどうなんだろう。そのうちポトリと地面に落ちてしまった。