2023年09月04日 整列
早朝のヤブカラシの葉の縁に水滴ついていた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
朝露にしてはあまりに綺麗に葉脈の端に並んでいるので、調べてみると、これは水孔という植物の排水組織から出た水で、水分を吸収し過ぎた時にこのように排出されるそうだ。58年間生きてきて初めて知った。身近なものなのに知らないことが多い。ていうか、私が無知なだけ?
こちらはアカメガシワの葉。ツマグロオオヨコバイはともかく、こちらも葉の葉脈の端に小さなアリが並んでいる。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
アカメガシワの葉には蜜を求めてアリがやって来るが、蜜腺は葉の付け根にある。ここからは私の想像だが、もしかするとアカメガシワも水孔からわずかずつ水が排出されていて、その水に蜜もしくは何らかの栄養素が含まれているのではないだろうか。
なんてこと考え出すと、本気で研究してみたい衝動に駆られるけど、それどころではない。依頼を受けていた動画制作の催促メールがきたので、今日は一日中Premier、Photoshop、Logicいじりだ。
夕方の息抜きと軽い運動を兼ねた愛犬散歩から帰って、一昨日ヒメナガメの群れを撮った花壇のクレオメを見ると、茎に小さな卵が産み付けられていた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
これはヒメナガメの卵だ。樽型で白黒の綺麗な模様のある工芸品のような卵は、かのファーブルも『昆虫記』でとりあげ、その造形美とともに、孵化する時に上蓋部分がパカッと開く仕掛けを絶賛している。