2019年09月23日 長崎で出会った虫達
19日から5日間、長崎県佐世保市に出張してきた。昨日は台風17号が接近し、暴風雨の中での仕事となったが、仕事は屋内で短時間だったので大した影響はなかった。
初日は折角だからと空き時間を作って6年ぶりに「たびら昆虫自然園」に行った。入り口を入った目の前にあるクヌギの幹に、ハラビロカマキリがいた。両手(前脚)には捕食中の毛虫を掴んでいた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
入り口から続く道を歩くと、林縁に様々なチョウを見ることができる。
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
左上)コミスジ 右上)ムラサキシジミ
左下)メスグロヒョウモン 右下)ナミアゲハ
ナミアゲハが飛んでいるのはミカンの木の周り、卵を産むために、木の周りを何度も行ったり来たりしていた。
花畑や溜め池周りの花にもチョウが多い。
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
左上)ジャコウアゲハ 右上)カラスアゲハ
左下)ヒメアカタテハ 右下)ツマグロヒョウモン?
ジャコウアゲハは自宅周りではあまり見かけない。白っぽい翅が独特な雰囲気を出している。ツマグロヒョウモンとしたのものは、模様だけ見てそう判断したが、ツマグロヒョウモンなら翅の付け根の裏側はもっと赤っぽいはずなんだけど・・・。
雑木林も虫達で賑わっていた。
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
左上)ヒラタクワガタとオオスズメバチ 右上)ノコギリクワガタ
左下)カブトムシ 右下)コガタスズメバチ
右上のノコギリクワガタとしたものは、木の高い所にいたので、近くで観察することができなかった。肉眼ではヒラタクワガタに見えたのだが、画像を見ると赤茶色っぽいので、ノコギリとした。
溜め池周りはトンボが多い。
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
左上)ベニイトトンボ 右上)ショウジョウトンボ
左下)マユタテアカネ 右下)ノシメトンボ
赤くならないトンボも多いのだが、この日出会ったトンボ達は、皆赤くなる種類だった。
遊歩道にはまだまだ様々な虫がいた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
左はエダナナフシ。かなりの大型で、たぶんこれまで見てきたナナフシの中では最大級だろう。
右は園内に設置してあるミツバチの巣箱にかけられたネットの上を飛び回るキイロスズメバチ。キイロスズメバチはミツバチを襲うので、スズメバチから護るためのネットなんだろう。
下の画像は21日、台風が来る前日の佐世保市内でのもの。街中の公園で一休みしようと思ったら、私の前を飛ぶ虫がいた。この動きはハンミョウのそれだ。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
これはコニワハンミョウだと思う。散策記に登場するのは2日目だ。地味ながら何だか意味ありげな模様をしているのが面白い。