2019年09月16日 裏山で出会った虫達
何度か書いたように、今年の夏はクワガタ熱が再燃している。YouTubeの影響で、今まで以上にクヌギ等が気になって仕方ない。今夏に掲載したクワガタは、コクワガタ7回、ヒラタクワガタ5回、ノコギリクワガタ5回、ミヤマクワガタ2回、スジクワガタ1回の計20回。19年にわたる散策記では初めてのことだ。
さて、仕事帰りに、昨日バケヒラがいたクヌギに立ち寄ってみたが、まだ明るかったためかクワガタの姿はない。せっかくならと近くの細いクヌギを見てみると、幹を登っている小型のノコギリクワガタがいた。ヒラタやコクワは成虫で越冬するが、ノコギリやミヤマは秋には死んでしまう。このノコギリもいつまで元気でいることやら。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
秋には死んでしまうといえば、スズメバチもそうだ。新女王こそ越冬すれど、働きバチやオスバチは年内に死んでしまう。
夕方の愛犬散歩で、道路にひっくり返っているオオスズメバチがいた。近寄ってみると、触角や脚は動いている。力尽きて間もなく死んでしまうのだろう。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
普段は近づくことができないハチ恐怖症の私でも、この状態であればいくらでも落ち着いて接写することができる。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
やはり恐ろしい顔つきだ。よく似たコガタスズメバチとは頭楯(眼と口の間の鼻のような部分)の下(口側)の突起の形状が違う。オオアゴに向けて2つの突起があるのがオオスズメバチ。真ん中にも突起があり、合計3つの突起があるのがコガタスズメバチだ。