2019年08月28日 ヤマクダマキモドキ
九州北部が記録的な大雨に見舞われている。ここ山口県も昨夜から強い雨が断続的に降り続いていて、大雨警報や一部避難勧告が出されている。今日・明日は自宅で事務仕事、自宅は高台にあるので浸水等の心配はないけど、地域のこと、被災地のことなど心配は尽きない。
午後になって小康状態になったので、休憩を兼ねて庭に出てみると、葉っぱの間から顔を覗かせているヤマクダマキモドキを見つけた。ヤマクダマキモドキの掲載は16年ぶりだ。そこに書いている2歳の娘も、今や女子大生。光陰矢のごとし、16年前のことを振り返ると、あまり現実感がなく、あれは夢だったのではないかとさえ思えてしまう。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
地元でクダマキモドキの名が付く虫は、サトクダマキモドキ、ヒメクダマキモドキ、そしてヤマクダマキモドキの3種類がいる。
違いについてはコチラにも簡単に書いているが、もう少し詳しく説明すると、ヤマクダマキモドキは前脚が褐色。さらにヤマ&サトクダマキモドキは翅の付け根付近の縁が、白と黒褐色で縁取られる。つまりヒメクダマキモドキは全身ほとんど緑色ということになる。
ちなみにオスのお尻の突起(生殖下板)や、メスの産卵管なども見分けるポイントになるそうだ。下の画像は上のヤマクダマキモドキを横からみたものだが(頭隠して尻隠さずだね)、お尻の先の突起の先が上方に湾曲している。サトクダマキモドキの場合はこれが真っ直ぐらしい。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
さて、また今夜も大雨の予報が出ている。これ以上被害が広がらないことを願う。