2024年05月28日 裏山で出会った虫達6
初夏の裏山は虫達で賑わっている。クワの葉にいたムネクリイロボタルもこの時期によく見る虫のひとつだ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
胸部の色から「胸栗色」の名前がついている。栗色とは「栗の実の皮のような色、焦茶色」『広辞苑』とか、「暗い灰みの黄赤」「少し赤みのある茶色」などの説明がある。個人的にはムネクリイロボタルの胸部は、栗色よりももっと赤い印象を持つ。
ツル植物に瑠璃色に輝く小さな虫がいた。サルハムシの仲間だということはすぐに分かるが、う〜ん、ドウガネサルハムシの藍色型だろうか。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
この金属光沢の深みが甲虫の魅力の一つではあるが、いかんせんこの虫は体長4mmと小さいので、視力が落ちた私には、こうして接写してみないとその美しさが分からない。
クヌギの若い枝にいた黒い虫。3年前に掲載したクロミャクチャタテに似ているが、翅の模様が違う。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
調べてみると、これはオオチャタテという虫のようだ。チャタテムシの名前の由来は「江戸時代、この虫が障子に止まって発音すると障子紙に共鳴して茶筅で茶を点てるような音がしたことからこの名が付いたという」とWikipediaに解説してあった。一度聴いてみたいものだ。
夜、パソコンで仕事をしていると、机の端に茶色い虫がいた。体長7mmくらいの小さな虫で、その姿はカミキリムシっぽい。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
顔を撮って確認してみたところ、やはりカミキリムシっぽい。そしてかなり毛深い。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
手持ちの図鑑や私の乏しい知識ではさっぱり分からないので、ネットで様々な検索キーワードで調べてみたが結局分からなかった。