2024年05月08日 朽木で出会った虫達
何年か前に伐採した裏庭のエノキの切り株。年数が経つとともに徐々に朽ちてきて、樹皮がボロボロになったり穴が空いていたりする。その穴の中に、キラキラ光る虫らしきものが見えた。しかも数匹。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
この油膜のような輝きはニジゴミムシダマシっぽい。そばに生えてる草を抜いて、茎で突いて出てきてもらった。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ナガニジゴミムシダマシだ。ナガニジゴミムシダマシには何種類かいるが、見分け方がよくわからない。
別の穴には黒地に黄褐色の紋がある虫がいた。キノコムシのようだ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
やはり草で突いて出てきてもらうと、翅が途中でスパッと切れて、お尻の方が丸出しになっている。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
これはデオキノコムシの仲間だ。デオキノコムシにも何種類からあるので、◯◯デオキノコムシの何れかなんだろうが、私には判別がつかない。
もう1匹、今度は真っ黒な大型の虫がいた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
これはユミアシゴミムシダマシで、クワガタ探しに行くとよく見かける虫だ。お尻の方だけ見えている時は、一瞬クワガタと勘違いすることがあり、よく見れば「なんだ、いつものアレか」とがっかりすることもしばしば。
昨日の散策記で紹介した隣家のクヌギ伐採。切り株にはこれからカミキリムシなどがやってきて、やがて我が家のエノキのようにボロボロになってゆくのか、そこからヒコバエが育って、またクワガタやカブトムシが集まるのか、経過観察をしてゆきたい。