2021年07月22日 カナブン
4日前に続いて、今日も知人親子(前回とは違う親子)とクワガタ採集に行った。午前5時から3時間、カブトムシ、コクワガタ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ等、20数匹を見つけることができ、小4の男の子も大喜びだった。
どのポイントに行っても圧倒的に数が多かったのがカナブン。今が最盛期といった様子だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クワガタ採集に行くと極めて普通種のカナブンだが、その生態、特に幼虫の生態については最近まで分からないことが多かったそうだ。どんな環境で産卵し、幼虫が育つのか・・・、近年の研究で葛(クズ)の繁った場所に生息し、枯れた葛の葉を食べているらしいことが確認されたそうだ。
地域によってはカナブンが減っているらしく、その原因のひとつに葛の大規模伐採があるという話を読んだことがある。メガソーラー等の設置のための伐採が著しいそうだ。持続可能で環境に優しい発電というが、とてもそうは思えない。私の住んでいる地元周辺でも巨大なメガソーラーが建設されているが、まだまだ手つかずの野山も多く、葛もあちこちで大繁殖している。今回の写真のようにカナブンが大集合しているクヌギが何本もあった。この環境を持続してゆきたいと思うのは、私が虫好きだからだろうか。