2021年07月07日 裏山で出会った虫達
梅雨の終わりが近いのだろう、各地で大雨の被害が出ている。特に熱海の土石流は、原因究明段階ではあるが人災なのは明白だ。想定が曖昧な安全基準、前例を踏襲する役所仕事、そこにつけ込む業者・・・。私の地元では大規模なメガソーラー開発でいくつもの山が消えた。地籍調査の手伝いをした時、地元の山の所有者が聞いたこともない会社の名義になっていた。私は老い先がそう長くないだろうが、若い人達はこれからまだ何十年と暮らしてゆかねばならない。じゃあ具体的に何をどうする?って問われても言葉に詰まってしまうのだが・・・。
今朝の裏山道路高架下にいたのは、マダラミズメイガとフタツメオオシロヒメシャク。いずれも特徴のある模様をした美しい蛾だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
散歩から戻ってみると、地面コガネムシが落ちていた。金緑色で翅に数本のスジがある。たぶんスジコガネだと思う。散策記初登場だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
夕方の散歩では道端の葉上にゴマダラカミキリがいた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
最も身近なカミキリムシの1種で、子供の頃はよく捕まえて遊んだものだ。食樹は柑橘類やイチジク、クワ、クリなど幅広い。近年庭や畑を整地して、ユズやクリ、イチジク等を伐採してしまったので、ゴマダラカミキリを見る機会は減っている。
今日は最初に偉そうなことを書いたが、何のことはない。私自身が自己満足のために自然破壊をしているのだ。だから問題に対して明確な立場がとれないのだろう。