2021年07月14日 裏山で出会ったスズメガ
国内の蛾は4500種とも5000種とも、あるいは6000種はいるだろうと言われている。蛾はいくつもの「科」に分けられていて、ヤガ科は1200種、シャクガ科は800種など種数の多い科もあればオビガ科やイボタガ科のように1種類しかいない科もある。
スズメガ科は70種くらいが知られていて、比較的大型のものが多い科だ。太い体に細長い翅が特徴で、飛翔能力が高く、その姿が鳥のスズメを思わせることから「雀蛾」と呼ばれている。
今朝の裏山道路高架下に大型のスズメガが2匹いた。左はクチバスズメで、右はエビガラスズメだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クチバスズメはこのように翅を左右に開いてとまっている姿が多く、エビガラスズメは閉じた状態でとまっている姿をよく見る。同じスズメガ科ではあるが、随分と雰囲気が異なる。