2021年03月18日 菜の花にいた虫達
一昨日「下関市で桜が開花した」と発表があった。昨年より8日、平年より11日早く、統計を取り始めてから最も早い開花なのだそうだ。我が家のソメイヨシノもそろそろ開花しそうだ。
フラリと立ち寄った山間部の菜の花畑でナガメを見つけた。虫撮りを始めた頃は「菜の花畑といえばモンシロチョウ」という印象が強かったが、カメムシに興味を持ち始めてからは「菜の花といえばナガメ」という思いが強い。黄色い菜の花にいる赤黒のナガメは印象的だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ナガメを撮りながら菜の花畑を歩いていると、ヒメナガメを見つけた。よく似た両者だが、ヒメナガメの方が模様が複雑で、ほんのわずか体が小さめだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
菜の花の蜜を吸うビロードツリアブの姿も多く見られた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
モフモフした毛に覆われたビロードツリアブは、一部の人々から「可愛い」と人気なのだそうだ。毛むくじゃらの体から伸びる、細い枝というか糸のような長い脚がとても印象的なアブだ。
続いて花粉を食べていると思われる黒くて細長い甲虫を見つけた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
カミキリモドキの仲間っぽい。アオグロカミキリモドキかな? それとも別種? 私には判別がつかない。
畑の側のゲートボール場?にあった石テーブルの上に、何か白っぽいものを大事そうに抱えているハエトリグモがいた。ネコハエトリだろう。持っているのは小さなクモかな? それとも自分が脱いだ脱皮殻だろうか?
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro