2018年06月16日 知人宅の裏山で出会った虫達
飲み会の話題ばかりの散策記、一昨日も知人からBBQに誘われて、ついつい飲み過ぎてしまった。おかげで昨日は一日中ダウン。BBQ開始前に知人宅の裏山で撮った虫の掲載が今日になった。
柑橘類の葉のあちこちでナミテントウが交尾をしていた。ナミテントウの模様は多種多様なのだが、この場所は黒地に赤紋がほとんどだった。地域性があるのかどうかは知らないが。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
この柑橘類の木には、ナミテトウの餌となるアブラムシが「えぇ!」っというほど大発生している。これは多分ミカンクロアブラムシだろう。不思議なことに傍にある同種の木にはアブラムシの姿はない。同じに見えても虫にとっては何か違いがあるのかな。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
さらに別の木にはイセリアカイガラムシがいた。なんと17年ぶりの掲載だ。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
葉っぱの裏にいたのはヒメアカボシテントウ。先ほどのナミテントウや認知度の高いナナホシテントウよりもずっと小さなテントウムシだ。よく見るテントウムシなんだけど、こちらも掲載は久しぶりの15年ぶりだ。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
少し歩いていると、頭上の葉裏に小さな虫を見つけた。ヒロオビジョウカイモドキという、複雑な形状の触角と、綺麗な羽をもつ虫だ。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
笹の葉にいたのはタケトゲハムシ。いつも自宅裏山で出会う虫だけど、今年はまだ見てないなぁ。愛犬ハルとの相性が悪くなって裏山散歩に行かなくなったからかな。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
しばらく散策していると、小さな虫が足下から飛び立つのに気がついた。もしかして、と思って着地した所にそっと近づいてみると、やはりトウキョウヒメハンミョウだった。山口県では絶滅危惧種の甲虫だ。
かつては自宅の庭にも生息していたが、造成したため9年前を最後に見なくなった。私も絶滅させたわけだ。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
ススキの葉上にいた真っ赤な虫はアカサシガメ。他の虫を刺して体液を吸うための口まで真っ赤だ。緑の中でてても目を惹かれた。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
この日は愛犬の心配や、他者の視線もなく、心ゆくまで虫撮りをすることができた。惜しむらくはカメラがTG4のみだったことだ。