2015年07月11日 オビガ
今日も真夏日でフラフラだ。雨が降り始めた夕方、愛犬散歩時の道路高架下の外灯周りに、なんとも暑苦しい雰囲気の蛾がいた。これはオビガという蛾で散策記には2004年以来11年ぶりの掲載となる。
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ところで、昆虫に限らず生物の分類の単位は、大きい順から界、門、網、目、科、属、種となる。このオビガは「動物界、節足動物門、昆虫網、鱗翅目、オビガ科、Apha属、オビガ」となる。そしてこの「オビガ科」の蛾は、国内ではこのオビガ1種だけのようだ。シャクガ科やヤガ科には数百あるいは千種くらいがいることを考えると、オビガは国内では唯一無二の蛾と言えるかもしれない。同じような立場にあるのがイボタガで、こちらも国内だた1種の「イボタガ科」の蛾だ。