2004.06.15 温泉宿の ガ  Canon IXY DIGITAL 320
昨日から、近場の温泉宿で行われた研修会に参加していた。 夜の懇親会後、もう1杯やろうということになり、数人で出掛けたのだが、宿の玄関先の外灯のもとに数種類の ガ が集まっていた。  左上)オビガ    右上)オオミズアオ
 左下)タケカレハ  右下)リンゴカレハ
さすがは山間部の温泉宿、リンゴカレハ以外は散策記初登場の ガ だ。 特にオオミズアオは、淡緑色で前縁が赤褐色の翅をもつ、大型のとても美しい ガ だ。 かつては自宅周辺で普通に見られたが、ここ近年どういうわけか見かけなくなっていたので、以前から撮りたいという思いが強かった。 しかし、このような状況を予測してなかった私はデジカメを部屋に置いてきてしまった。 取りに戻ってもいいのだが、E5000を持って飲みに行くのはちょっと辛い。 そんな私の気持ちを察してくれたのか、友人の一人が「キャノンのIXYでよかったら使う?」とカメラを貸してくれた。 正直に言うと、その時点での私は、撮影結果にあまり期待していなかった。 というのも、かつて所有していた Canon PowerShot G2 のマクロ機能に不満があったからだ。 しかも G2 は一応当時のキャノン コンパクト デジカメのフラッグシップ機、一方のIXY 携帯性とデザイン重視の中間機、どうなることやらとシャッターを押してみてびっくり! とても奇麗な画像が撮れるではないか。 E5000には無い“AF補助光”のおかげで、薄暗闇での合焦もとても速い。 色味も鮮やかで、さらにE5000と比べるとストロボ発光による白トビが少ない。 目から鱗が落ちるとはこのことだ。 これまで薄くて小さなデジカメに対して、欲しいとは思いつつも「マクロが弱いもんなぁ」と勝手に決めつけて敬遠していたが、俄然 購入意欲が湧いてきた。 
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