2013年03月10日 早春の蛾
昨日は山口県内で25度の夏日となり、今日は東京で28.8度となるなど、各地で最も早い夏日を観測したようだ。その暖かさ、というか早春の服装では汗ばむような気候に誘われてか、裏山墓地公衆便所内に大量の蛾が集まっていた。
まず目に付いたのが下の画像の蛾。最初はオカモトトゲエダシャクかな?と思ったが、なんとなく違う。調べてみると、キイロトゲエダシャクという種のようで、南西諸島では普通に見られるが、本土ではけっこう珍種なんだとネット情報にあった。
珍種なのかどうかはよくわからないが、私は初めて見る蛾で、しかもこいつが10匹以上いた。裏山に彼らが発生しやすい条件が整っていたのだろうか?
Panasonic LUMIX GH3 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ともかくも、大小合わせて便器3つの小さな公衆便所内に、数十匹の蛾がいた。全部を調べて掲載する時間がとれないので、過去にあまり載せてない種を紹介する。
Panasonic LUMIX GH3 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
左上はアトジロエダシャク、一昨年掲載。 右上はスモモキリガ、昨春掲載。 左下はスギタニキリガ、これは8年前の掲載以来だ。そして右下の赤茶色っぽい蛾は、少し調べただけでは分からなかった。特徴があるので時間をかければ分かるんだろうけどね。
という暖かい2日間で、モンシロチョウやアシナガバチの姿もよく見かけたんだけど、今日の午後からはまたグッと気温が下がってきて、本来の早春の気候に戻った。