2011年04月01日 春の蛾
LUMIX GH2 + LUMIX G VARIO HD 14-140mm
夕方、愛犬ハルと裏山に散歩に行った。裏山には墓地が幾つかあり、その一つは最近造成されたもので、公衆便所がある。
便所の入り口をのぞいたハルが、何かをくわえた。あの動きを獲物を捕まえた時の動きだ。側の草むらに伏せて、前脚で押さえていたのは大きなイボタガだ。春の訪れを教えてくれる大型の蛾だ。見れば便所の中には十数匹の蛾がいるではないか。
左上から右へ、イボタガ、トビモンオオエダシャク、ハスオビエダシャク、左下から右へ、ヒロバトガリエダシャク、ミスジツマキリエダシャク、アトジロエダシャクだ。他にも数種類いたが、いずれも小型で、ハルも気になったので撮らなかった。下段3種は初見の蛾だ。
外に出ると、ボロボロになったイボタガの上で仰向けになったハルが、背中をこすりつけていた。バッタや他の虫の時も同様の行動をしていたが、何をやっているんだろうか? 自分の体に強い匂いでもつけているんだろうか?