2012年06月20日 裏山で出会った虫達2
早朝の散歩中、道端の葉の上に ビロードハマキ の姿を見つけた。相変わらず毒々しい翅の模様は、他のどの蛾にも似ていない。去年9月掲載の散策記から、過去のリンクをたどってもらえば、全体像を見ることができる。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
さらに歩を進めてゆくと、葉先に小さな黒い甲虫がいた。よく見ると肩の辺りに赤い紋がある。これは カタモンミナミボタル だろう。
いつもの墓地公衆便所では、アカヒトリを撮ることができた。2002年の6月19日以来だから10年ぶりの掲載となる。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
夕方家族とお茶を飲んでいると、「ホコリが動いている」と言われ、見れば確かに小さなゴミの塊のようなものが歩いている。パッと見の雰囲気から、去年7月に掲載したクサカゲロウの幼虫っぽいな、と思ったが、何にしろ小さいのでよく分からない。
デジカメで撮影後、モニタで確認したところ、やはりクサカゲロウの仲間の幼虫のようだ。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
画像を確認して判明したのだが、ゴミに混ざってグンバイムシの死骸まで体に載せているではないか。おそらく捕食した後に背中に乗せたのだろうが、体の大きさはそんなに変わらないと思われる。こんな状態で動き回っているのだ。他にも色んな物を載せていることを考えると、とても人間には真似のできない芸当だ。