2011年02月06日 ハラビロカマキリ
LUMIX GH2 + LUMIX G VARIO HD 14-140mm
今日は日曜日だったので、仕事を終えた夕方前、家族で近所の山に登った。
子どもの頃からよく遊んでいたこの山の頂上(と言っても標高百数十メートルくらいの低い山)には小さな祠があり、私達は「コンピラサン」と呼んでいたので恐らく「金刀比羅宮」の関係なのだろう。しかし最近は訪れる人も無いようで、ご覧のように崩壊寸前となっていた。
30年〜40年くらい前までは、訪れる人も多く、春には花見も行われていた記憶があるが、今やその登山道も荒れ放題である。
花見が行われていた名残で、頂上には桜が何本も植えてある。その桜の幹にハラビロカマキリの卵があった。ヒトは訪れなくなったが、カマキリなど昆虫は訪れているようだ。荒れた登山道は、至る所がイノシシに掘り返されている。
寂れたような印象とは裏腹に、人間中心の立場を離れてみると、けっこう賑わっているようだ。