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2007年11月24日 ルリタテハ
K10D+PENTAX smc D FA Macro 100mm
家の中にルリタテハが入っていた。複雑な形をした翅だが、お世辞にも奇麗とは言い難い。しかしながら、下に掲載した表面を見ると、とても美しい。華やかな表と対照的な裏面、その両方がルリタテハなのである。
「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」
良寛禅師の句とされる。色んな味わい方があろうが、この表裏は「本音と建前」と読むこともできよう。やがて散り往く私である。上っ面ばかり気にしていたのでは、あまりに空しい。本音、ありのままの私を否定することなく(強調する必要はなかろう)、自然体で過ごしたいものだ。理想論かもしれないが、理想を持つことは大事だと思うし、どう定めるかも大切だと思う。
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